どうも、ドミナゴです。
生前に祖父が撮りためていた写真を整理していますので、このブログで紹介していきたいと思います。
今回は1974年の台中、台南、高雄です。
台中大飯店とその周辺
台中大飯店についてネットで調べて見ましたが、この名前でヒットするホテルは無く、現存するのかどうか分かりませんでした。
せめて場所が分かればよかったのですが、私の能力では、この写真からどこに位置していたかを特定することはできませんでした(泣)。
(追記)この記事を読まれた方からメールを頂き住所が判明しました。
台中市自由路一段152号
だそうです。
情報、ありがとうございました。
現在の様子をグーグルのストリートビューで見ると、建物の外観は変わっていますが、形にその面影が残っていますね。
今は1階が銀行になっているようです。
お土産屋さんを写した写真です。
これも今は無いと思われます。
1974年当時の台中の風景です。この雑多な感じが個人的には好きですね。
食事風景です。とても懐かしい気分になります。
宝覚禅寺と日本人遺骨安置所
宝覚禅寺(宝覚寺)は台中市にあるお寺です。
このお寺は今でも観光スポットの一つで、金色の弥勒大仏像で有名だそうです。
しかし、祖父が撮った大仏の写真をみると、1974年当時はまだ金色ではなかったのが分かります。
現在の写真がこれです。(Wikipediaより)
Outlookxp, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
また、このお寺には、日本人墓地があります。
石版には、日本人遺骨安置所と刻まれているのが見えますね。
第二次世界大戦前から戦時中に、台湾で亡くなられた日本人の遺骨が収められているそうです。
高雄空港と圓山大飯店
高雄空港は、現在の高雄国際空港で、台湾の南に位置する空港です。
この当時は国内線しか飛んでいなかったようですが、現在は国際線も飛んでいます。
日本からの直行便もありますね。
グランドホテル(高雄圓山大飯店)は、現在でも高雄を代表する5つ星ホテルです。
1957年創業で、1971年に現在の場所に移りこの建物を建てたそうなので、3~4年後の写真ということですね。
とてもインパクトのある外観です(汗)。
高雄に行ったら泊まってみたいです。
澄清湖、中興塔
上記グランドホテルの近くには、観光スポットがあり、祖父は、澄清湖、中興塔の写真を残してくれました。
澄清湖
澄清湖はもともと人為的に造られた湖(人造湖)だったそうですが、その後、美しい観光地へと変わったという歴史があるそうです。
中興塔
台南駅と街並み
台南駅です。現在のものと比較すると、カラーリングはちょっと変わっていますが、当時の駅舎が大事に使われているようですね。
現在の台南駅です。(Wikipediaより)
Photo by CEphoto, Uwe Aranas
プラットフォームもいい味を出していますね。
約50年前の台南市です。今とは全然違うのでしょうね。
赤崁楼
Wikipediaによると、
赤崁楼(せきかんろう)は別名を赤嵌楼、紅毛楼 とも称し、台湾台南市中西区に位置する、オランダ人によって築城された旧跡である。
ということで、名前の通り赤い梁と柱が特徴的な建物となっています。
1974年に大規模修復が実施されたとWikipediaに記されていましたが、この写真はまだ修復される前ということですかね。
お菓子を売っているのでしょうか?子供たちが待っていますね。
どこにあるかわからなかった観音様
最後に一枚の写真を紹介します。
大きな観音菩薩立像ですが、これがどこにあるのか、今でも存在するのか分かりませんでした(泣)。
こんな特徴的な建物なので、ネットで調べたらすぐに分かると思っていましたが、結局、力及ばず断念しました。
検索すると、基隆の中世公園にある観音菩薩立像はヒットするので、移設されたのかと思ったりもしましたが、手の形が違うんですよね。
また大きさもぜんぜん違うと思います。
これは今でも、台南、高雄あたりに存在するのでしょうか???
今回はここまでということで、また写真が整理でき次第、ご紹介できればと思います。
旅行ガイド「るるぶ」は Kindle Unlimited でも読めますので、旅行に行く前にざっと読んでおくのも良いですね。
旅行については、以下の記事もお読みいただければ幸いです。
それでは、また。