どうも、ドミナゴ(@Dominago50)です。
コロナ禍になる前に撮影した海外旅行の写真を整理していますので、このブログで紹介していきたいと思います。
今回は、イギリスのリバプール郊外にあるエイントリー競馬場で毎年行われているグランドナショナル(障害競走)を観戦してきた様子を、ご紹介できればと思います。
グランドナショナルとは
グランドナショナルとは、イギリスで最も人気のある競馬のレースです。
障害レース、ましてやG1レースでもないのに、なぜこんなに人気があるのかというと、その内容の過酷さと、このレースが一種のお祭りとして認識されているからだと思います。
レースについては、距離が約7,200メートル(7キロ以上!)、コースに設置された障害16個を約2回ずつ、延べ30回ほど飛越しなければなりません。
これがあまりに過酷なために、動物愛護団体から毎年のように抗議されています。
レースに参加する馬の数も約40頭と、通常のレースに比べてかなり多いのも特徴です。
ちなみに、2015年のレースでは、39頭が参加し19頭がゴール、20頭がリタイアとなりました。
お祭りの面でいうと、観客はスーツやドレスで着飾っている人が多く、女性はとても個性的な帽子を被るのが伝統となっているようです。
実際に会場内では、競馬を真剣に見ている人よりも、お酒や食事を楽しんでいる紳士淑女が多かったです。
では、会場に向かうまでの道のりです。
ドレスに身を包んだ淑女が前を歩いています。
帽子の形が面白いですね。
我々は全く着飾っていなかったので心配していましたが、普通の格好の人たちも多くいて安心しました。
会場であるエイントリー競馬場が近づいてきました。
入り口近くはこんな感じです。
お祭りにふさわしく、オープニングセレモニーをやっていました。
レース前にコース内を散歩できる!
会場内にやってきました。
まだレースの随分前ですので、閑散としていますね。
日本の競馬場では考えられないのですが、イギリスの競馬場では、レースの前にコースが開放されており、中を自由に歩くことができる場合があります。
これは、驚きですね。
我々も、コースを歩いてみることにしました。
看板にウォーキングルートが記されています。
普通に芝生内を歩けます。
これがこの後、馬を苦しめる障害です。
立っている人と比較するとわかりやすいですが、結構な高さです。
障害によっては、まだ準備中のものもありました。
要人やジョッキーが利用するヘリもいました。
イギリスでは、同じ日に別の競技場でレースを行うジョッキーもいますので、こういった光景はあたりまえのようです。
グランドナショナルを3回も勝った伝説の馬、レッドラムのお墓もあります。
レース観戦
グランドナショナルレースの観戦です。
パドック(イギリスではパレードリング)も華やかで、日本とくらべてだいぶ広いです。
そして私も馬券を買いました。
38番 SOLL の単複(Each Way)勝負です。
日本だと応援馬券ですね。
私が手書きで書いたものが、そのまま馬券となりました(笑)。
スーパーで買い物して、レシートをもらった感じです。
さて、レース開始。結果はいかに!
私の馬は9着でした。
馬券は外れましたが、無事完走できたということで良かったです。
2015年のレースの様子がYouTubeに残っていました。
頭数が多いのでゲートは使わずに、だらっとスタートする方式です。
観たことない人は一度このレースを御覧ください。
どれだけ過酷なのか分かりますし、競馬好きな私が観ても、ちょっと馬がかわいそうな気がします(苦笑)。
カイジの人間競馬かよ!
ということで、宴の後です。
この光景は万国共通ですね(笑)。
今回は、ここまでということで、次回もイギリスについてご紹介できればと思います。
旅行ガイド「るるぶ」は Kindle Unlimited でも読めますので、旅行に行く前にざっと読んでおくのも良いですね。
旅行については、以下の記事もお読みいただければ幸いです。
それでは、また。