どうも、ドミナゴ(@Dominago50)です。
海外旅行で撮影した写真を整理し、このブログで紹介していきたいと思います。
今回は、台北にある孔子廟についてご紹介致します。
台北にある孔子廟へ
この日は、台北にある孔子廟を訪ねてみることにしました。
台北の孔子廟は、MRTの圓山駅が最寄りの駅となります。
Google Mapの説明にある「元は孔子の家だった施設」というのがちょっと雑で面白いです(笑)。
孔子を祀った廟ですね。
孔子の細かい説明は省きますが、紀元前500年前ぐらいに実在した思想家です。
儒教を始めた人、論語(弟子たちが孔子の教えをまとめたもの)、日本でもことわざとして今も生きている言葉がある(温故知新など)等で有名な方です。
日本にも東京の御茶ノ水駅近くに孔子廟がありますが、湯島聖堂という名前で知られていますね。
過去にも中国大陸の孔子廟にいくつか訪れましたので、いずれブログで紹介できるときが来ると思います。
さて、台北の孔子廟です。
入り口には、大きな文字で「萬仭宮牆(まんじんきゅうしょう) 」と書かれています。
意味をあらためて調べてみますと、孔子の弟子である子貢のエピソードから来ているそうです。
叔孫州仇(叔孫武叔)が「子貢は孔子より優れている」と話したことを子服何(子服景伯)が子貢に伝えた。子貢は「屋敷の塀に例えるなら、私の家の塀の高さは肩の高さぐらいでしょう。ですから、屋敷の中の小奇麗な様子が窺えます。しかしながら、夫子の家の塀の高さは高すぎて、ちゃんと門から見ないと中の素晴らしい建物や召使の様子は知ることはできないでしょう。ですから、叔孫武叔がそういったのは無理ないことかもしれません」(論語)と見事な例を引き、孔子が優れていることを表現した。この子貢の言葉は今でも中国のことわざとして残っている。
約2,500年前の言葉が、今でも使われているというだけでもすごいことですね。
そして、見ざる、言わざる、聞かざる🙈🙊🙉(こんな絵文字あるんだ(笑))の像もありました。
可愛いですね。
これも孔子の言葉から来ているという説があるそうです。
入り口には生誕を祝うのゲートがありました。
では、中に入ってみましょう。
孔子廟内部へ
中に入るとSD孔子にお出迎えされました。
屋根も特徴的な形をしていますね。
遠くに見えるのはお土産屋さんです。
ここには木陰とベンチがあり、爽やかな風を受けながら休憩することができました。
大成殿に向かうための入り口です。
手前は駐車場でしょうか。
この日は平日ということであまり見学者はいませんでした。
大成殿へと向かう
門をくぐると、さらに門がありました。
芝生には孔子の言葉「大道之行 天下為公」が書かれていました。
英語では、
「When the great way prevails, the world community is equally shared by all.」
と説明されていました。
日本語だと、Chat GPTが
「社会全体が公共のものであり、品行高く能力のある人々を選び、信頼を築き、和睦を図ることが重要である。」
と現代風に説明してくれました。
2,500年経っても実行出来ていないリーダーが多いですよ、と孔子さんに教えてあげたいですね(笑)。
大成殿が見えてきました。
写真の右端に小さいですが、人がいるのが見えると思います。
(おそらく)新婚カップルが写真撮影していました。
大成殿をバックに真っ赤な漢服を着て記念写真。
良い作品が出来そうですね。
そして大成殿です。
厳かな雰囲気が気持ちをピリッとさせます。
建物内は、赤と黄色で豪華にまとめられています。
実はこの孔子廟、1907年に一度取り壊されています。
この柱は、取り壊される前のものだと思われます。
ということで孔子廟の紹介は終わりです。
知り合いや子供に受験生がおられる方は、見学後、ギフトショップでお土産を買ってみるのも良いでしょう。
今回はここまでということで、次回も台湾を旅行した様子をお伝えできればと思います。
旅行ガイド「るるぶ」は Kindle Unlimited でも読めますので、旅行に行く前にざっと読んでおくのも良いですね。
旅行については、以下の記事もお読みいただければ幸いです。
それでは、また。