どうも、ドミナゴ(@Dominago50)です。
コロナ禍になる前に撮影した海外旅行の写真を整理していますので、このブログで紹介していきたいと思います。
今回は、香港の上環にある文武廟に行ってきた様子をご紹介できればと思います。
文武廟
文武廟は、香港島の上環にある道教のお寺です。
香港がイギリスの植民地であった1847年に建立された歴史ある道教寺院で、名前の通り文神と武神が祀られています。
文神は道教の神で学問や科挙を司っているそうです。
武神は我らが関帝で、戦いや商売の神様として祀られています。
ここにくれば文と武の両方の神様に拝めるということですね。
文武廟の周りは、香港名物の超高層マンションが立ち並んでいます。
このあたりの一角だけが、香港の雑踏から切り離された静寂な場所となっています。
入り口の上には文武廟という文字が掲げられています。
早速中に入ってみることにしました。
内部は厳かな雰囲気
薄暗い寺院の中は、お線香の煙とろうそくの炎が厳かな雰囲気を作り出しています。
また、螺旋状に巻かれた特徴的なお線香が上から吊るされており、日本のお寺とは違った雰囲気が味わえます。
装飾の一つ一つを見ても、この寺院が香港の人に大事にされていることがわかります。
神様はこのようか感じで祀られています。
とても美しいですね。
この奥に、文武二帝が祀られています。
お祈りしている方がおられましたので、脇から写真を撮りました。
青龍偃月刀も見えますね。
後ろからは微妙に二帝のご尊顔は見えません。
実際にお参りに行き、お顔をお確かめください。
ここには十王も祀られています。
地獄で亡者の審判を行う役割を担っています。
香港に来たらほぼ毎回訪れている文武廟ですが、なぜかお参りの後はいつも清々しい気分になります。
寺院の中に心を落ち着かせる作用があるのでしょうね。
香港島から九龍へフェリーで帰る
通常は地下鉄で島を行き来していますが、このときはフェリーで九龍へと戻ることにしました。
ものの10分ほどで到着してしまいますが、遊覧船気分で香港の摩天楼を水の上から眺めることができます。
この塔のようなもの(旧九広鉄路鐘楼)が近づいてきたら、もうすぐゴールとなります。
急ぎでない方は、フェリーで島を渡ってみることをおすすめします。
歩き疲れた身体をゆっくりさせることも出来ますしね。
このフェリーも香港で無くなってほしくないものの一つです。
利便性だけを考えると地下鉄さえあればよいのですが、こういった交通手段は残しておいてほしいなと勝手ながら思っています。
今回は、ここまでということで、次回も香港についてお伝えできればと思います。
旅行ガイド「るるぶ」は Kindle Unlimited でも読めますので、旅行に行く前にざっと読んでおくのも良いですね。
旅行については、以下の記事もお読みいただければ幸いです。
それでは、また。